皮革製品の産地として有名なイタリア。


アドリア海沿岸面し、自然豊かな田園風景が広がる


マルケ州フェルモ県モンテグラナーロ。




これまでで多くのシューズブランドが生まれ、


現在も名立たるシューズメーカーが


ファクトリーを構えることから、


“イタリアの靴の聖地”とも呼ばれています。


その地域には靴工場が大小合わせて


5,000社はあると言われています。





モンテグラナーロの靴作りの歴史は


​​​​​​​14世紀にまで遡ります。





20世紀後半になり、


次第に最高峰の技術を持つ靴職人が集まる地として


世界中に名をとどろかせました。


以降、何世紀にもわたって磨かれてきた伝統,


アルティジャーノ(職人)の精神が


しっかりとその地に根付いています。






そんな靴の聖地に


Punto Pigroのファクトリーはあります。


写真は工場の前に広がる景色。


自然豊かな大地が広がる、とてもいい環境です。





写真はイタリアの展示会であった際の


工場を営むセッキアーリファミリーです。




元々は


靴職人としてそれぞれ違う靴工場で働いていた


セッキアーリ家の父と次男のミケーレさん。





1975年、


それぞれの職人としての経験を活かし、


2人が中心となって家族経営の小さな靴工場で


カジュアルシューズの生産をスタートさせました。





創業当時から、


素材に妥協を許さハンドメイドにこだわり、


木型づくりから仕上げまで、


全ての工程を自社の工場で一貫して行っています。

現在、工場で働くスタッフは12名。




機械化が進み、


大量生産を目的とした


シューズファクトリーが主流な中、


決して多いとは言えない人数。





しかしながら、


少数精鋭だからこそ、


古き良き伝統と昔ながらの製法が大切に守られ、


安定して高い品質の靴を生み出せています。





近年、イタリアの靴工場でも


外国からの労働者が増えてきており、


実際に生産を担っているのはイタリア人ではない。



そんな工場も増える中、


本当の意味で”MADE IN ITALY”


を貫く貴重なメーカーになりつつあります。


数年前に父から息子に世代交代し、


現在は次男のミケーレさんが中心となり、


お兄さん・お姉さんもビジネスに参加し、


家族全員で工場を支えています。






工場には兄妹3人の名前が書かれた


少し年期の入ったロッカーが仲良く並び、


どこか懐かしさと暖かみを感じさせてくれます。​​​​​​​


そんな工場が展開するメンズシューズの


ファクトリーブランドとして、


2000年に誕生したのが、


『 Punto Pigro 』 になります。



ブランド名の“Punto Pigro”は、


イタリア語で直訳すると『怠惰なステッチ』。



ブランド名の由来は


ネイティブアメリカンが履いていた


モカシンに使わるれるハンドステッチ


から着想されたとのこと。

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独自の製法


手作業


天然素材


伝統


がブランドコンセプト。





上質なレザーやオリジナルソールなど、


1点1点丁寧にハンドメイド作られる靴は、


履き心地・独創性・職人魂に溢れています。






現在は本国のイタリア、日本だけでなく、


世界中に多くの顧客を持ち、


ファンを増やし続けています。



弊社で展開するシューズは、


全型弊社の別注デザイン中心に展開しています。