今回ご紹介するアイムは、

「Quality Gunslips」

のPVC素材を使ったバッグシリーズになります。




”「あったらいいな」から生まれた

気軽に持てるクラシックなバッグ”



トラディショナル=伝統的、古くから変わらない


伝統的なデザインやトレンドに左右されないクラシックなデザイン、

古くから変わらない伝統的なモノづくりには

近代的なアイテムにはない

シンプルだけど、あたかかみや独特な雰囲気があります。


ですが、、

古くから変わらないデザインや作りには

そのままでは現代の生活や今の生活にフィットしにくかったりすることもありますよね。。



クラシックな雰囲気やトラディショナルなモノづくりが

好きな人がもっと気軽に持てるバッグがあったら。。

​​​​​​​

そんなコンセプトから誕生した弊社別注のバッグシリーズになります。



やり過ぎない、ちょうど良さ

道具”として使われてきた本物志向を。ファッションに。



1974年にMartin Huntによってイギリス南西部、

ウェールズで設立された「Quality Gunslips」。



古くからイギリスでは伝統的なスポーツとして

フライフィッシンングやハンティングが行われていました。


クオリティガンスリップスはその名の通り、

ハンティングなどに使われる猟銃用のライフルケースやフィッシング用のバッグなど、

狩猟や釣りの道具としてのバッグ作りからスタートし、

現在もイギリス国内のファクトリーでハンドメイドを続けています。

現在もアイテムは全て「made in U.K.」


技術の発達した近年のモノづくりでは

高い技術力を活かすため、必要以上の機能性やデザイン性の高い物も増えてきています。


ファッションアイテムではなく、道具として生まれたQ.Gunslipsのバッグは

道具らしいシンプルなデザイン、少しレトロな可愛らしい雰囲気があり、

いい意味で”やり過ぎない、ちょうど良さ”が魅力となっています。

​​​​​​​”クラシックなデザインなのに、とっても軽い。

毎日に馴染むひと工夫”




バッグを選ぶ時に重要なポイントの1つ「重さ」。


どんなにデザインが良くても、丈夫でも、

重いバッグはやっぱり持ちたく無くなってしまう。。。


元々、本国で生産をしているモデルはフィシングバッグということもあり、

ゴム引きの生地(撥水生地)が使用されていました。


ですが、撥水効果はあるものの、ゴム引き生地は硬く扱いにくく、

通常の生地よりも重くなってしまう。。



そこでゴムの入っていないコットンヘビードリル生地に変更してリクエストしました。


さらに2021S/Sから、

軽さ+耐久性のあるPVC素材を使用したシリーズが誕生しました。


今回は昨年新たにラインナップに加わった、

PVC素材を使ったシリーズにスポットを当てて

ご紹介していきたいとお思います。



=PVCについて=

PVCはポリ塩化ビニルと呼ばれるプラスチックの仲間になります。

PVCの特徴は軽量・耐久がある・汚れにくい(撥水)、

見た目はナイロンに近い印象ですが、原材料が異なります。

”軽さと耐久性に優れたPVC素材”


バッグに使用される生地は

船の帆に使用するナイロン生地などを生産する

イギリスのファブリックメーカーの

600デニールのPVC素材の生地。


デニールとは糸の太さを表す単位で、

一般的なデイパックなどで使用されるデニール数でおよそ30~1000D。


100Dでも軽量なトレッキング用のバックパックにも使用される位の耐久性があり、

600デニールは狩猟用ジャケットの肘あてにも使われるような丈夫な部類になります。


1000デニールなどまでいくと、ミリタリーリュックレベルになり、

普段使いでは出会わないような過酷な状況にも耐えられるような厚みです。



Q.GunslipsのPVCシリーズはハードになり過ぎず、

タウンユースとしてちょうど良い耐久性と重量のバランスの

600デニールがチョイスされています。

色展開はOLIVEとBLACKの2色展開。

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OLIVEは2022S/Sの新色になります。


”風合いを楽しめる

「レザー×PVC素材」のコンビネーション”


ナイロンやPVC素材では使い込むことでの経年変化を楽しめませんが、

バックルや持ち手などのパーツはレザーが使用されているので、

天然素材ならではの風合いも楽しんでいただけます。

金具部分は真鍮素材を使用しています。


革製品の金具素材には、真鍮のほかにも

鉄やアルミニウムなどの比較的安価な金属素材で作られた

メッキなども多く使用されています。


ですが、メッキは表面が使用するにつれて徐々に剥がれていくこともあり、

Q.gunslipsのバッグでは長く愛用いただけるように真鍮が使われています。

バッグに付けられた紙タグには

モデル名と型番号が工場の方の手書きで書かれており、

ハンドメイドの暖かかみをこんな小さな所からもうかがえます。

今シーズン、直営店ではショルダーバッグとトートバッグの4型を選びました。

600 DENIER PVC SHORT HANDLE TOTE(M)

(style no. NQG1052P)

50’S〜60’Sのヴィンテージのアウトドア用ツールバッグで見られるような

広めのマチとレザーハンドルが特徴のベーシックなトートバッグ。



もともと正方形に近いデザインが、

マチが広いので入れるものによって少し横に広がるので、

少し横長なもの入れていただけます。​​​​​​​

レザーのパイピングとハンドルがシンプルなデザインがいいアクセントになっています。

シンプルな一層構造のなので、

ポーチなどで自由にカスタマイズしてお使いいただけます。


間口が広いので、お財布など出し入れの多いものも

取り出しやすいのが魅力の一つです。​​​​​​​

内側の両サイドには折りたたみの傘なども入れやすい、

深めの内ポケットがついています。

サイズはA4サイズが横入れでピッタリな収まります。



”トレンドに左右されない、オーセンティックなフィッシングバッグ”



"sophie"と名付けられた1900年代初頭の英国のフィッシングスタイルでよくみられるな

伝統的なフィッシングバッグのデザイン。


シンプルなデザインに革のトリミング、コットン素材のストラップ、

フロントの2つのタックル(釣り具全般の総称)ポケットがポイント。



弊社でもコットン素材で10年以上デザインを変えず展開し続ける

ベーシックなデザインとなっています。


”スタイルやシーンに合わせて選べるサイズ展開”



ショルダーバッグのサイズは基本のデザインは変わらず、

全部で3種類の大きさを展開しています。


下の写真は上から順に、



(L)LARGE


(M)MEDIUM


​​​​​​​(S) SMALL


​​​​​​​になります。



600 DENIER PVC SOPHIE (S) WITH BACK POCKET

(style no. NQG0853P)​​​​​​​

”ポーチ感覚で使えるミニマムなサイズ感”



展開するサイズの中で一番小さなSMALLサイズ。


フィッシングバッグのデザインですが、

ポーチのような感覚で使えるミニマムなサイズ感が魅力となっています。


トートバッグなどを持った際に、

サブバッグとしても使っていただくのもオススメです。

片方のタックルポケットの内側には内ポケットがついています。

内側にも​​​​​​​スナップボタンで開閉できる大きめのポケットが付いています。

普段のお出掛けはあまり荷物を持たない、

貴重品が入れば充分という方ピッタリなサイズ感◎​​​​​​​

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600 DENIER PVC SHOPIE (M) WITH BACK POCKET

(style no. NQG0852P)

”ありそうでなかった、コンパクトなフィッシングバッグ”


こちらはサイズ展開の真ん中になるMEDIUMサイズ。


フィッシングバッグをベースにしたものは大容量なものが多く、少し無骨になりがちですが、

フィッシングバッグらしさを残しつつ、

女性にも持ちやすいコンパクトなサイズ感となっています。


下の写真は左側がSMALL、右側がMEDIUMになります。

脇にはさりげなく、ブランドタグがつけられています。


600 DENIER PVC SOPHIE (L) WITH BACK POCKET

(style no. NQG0851P)

”プライベートだけなく、仕事用としても活躍できるLサイズ”


こちらは展開の中で一番大きなLARGEサイズ。


A4サイズはもちろん、少し大きめな雑誌も入るので、

プライベートだけでなく、お仕事用としても使いやすいサイズです◎



ハンティングやフィッシングなど、アウトドア要素のあるデザインですが、

クラシックな英国のスポーツバッグらしい落ち着いた品があり、

アウトドアテイストながらビジネスシーンにも取り入れやすいデザインとなっています。


下の写真は左側がMEDIUM、右側がLARGEになります。

ゴールドの金具がシンプルなデザインのいいアクセント◎

また、全てのバッグには革製のブランドタグが付属します。