1959年、


スウェーデン南部の田舎町


Alstermoに工場を構え、


半世紀以上に渡り


伝統的な製法でクロッグスを作り続ける


ファクトリーブランド


『EXPERT』。







家族経営の小さな工場ながら、


クラッシックなタイプから


現代のファッションにマッチしたデザインまで


日々研究を重ねながら


豊富なバリエーションを展開しています。










現在の靴の元にもなった十分に枯らした


ヤナギ、ブナ、クルミ、ハンノキなど


耐水性のある堅い木材を


くり抜いて作られた木靴が


クロッグだと言われています。






北欧スウェーデンが


発祥ともされているクロッグは、


ヨーロッパを中心に、


オランダ,フランス,ベルギーなどで広まった


伝統的なシューズです。





スウェーデンではクロッグ(Clog)


フランスではサボ(Sabot)


オランダの木靴はクロンプ(Klomp)と呼ばれ、


フランス語のサボという響きの方が


しっくりくる方も多いと思います。





元々は水気の多い田畑で


作業を行う農民


工場労働者などに


作業靴として履かれていました。





EXPERTの工場のある地域も


鉄道事業が盛んに行われており、


当時は安全靴として


男性にも使用されることも多かったサボ。





写真はその当時の作業員のワークスタイルです。


変わらず続いている物だからこそ、


こういった歴史に触れることが出来る所も魅力の一つとなっています。




『モデル数は増えても


ハンドメイドにこだわった伝統的な製法は変わらない』


そんなモノづくりへの姿勢は


とてもクラフトマンシップに溢れています。







現在もウッドソールを主軸に、


80歳を超える熟練した職人の方たちが、


1つ1つ丁寧に手作りで


サボの生産を続けています。​​​​​​​